こんにちは。
いつもAgri Step(アグリステップ)を見て頂きありがとうございます。
お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、少しサイトを改善しました!
右サイドバーより言語の選択が可能となっており、ほんの少し読みやすくなったかなーと思います。
これからもちょこちょこみなさんが楽しめるよう努めていきますのでよろしくお願いします!
さて、今回の記事ですが先日私が会社の関係で参加した「農作業安全研修会」に関する記事です。
無料でどなたでも参加することができ、農業関係者の方が200人くらい来ていました。
およそ3時間程度行われた研修で数名の講師の方がそれぞれの分野に関する発表を行っていました。
今回はその研修会がどのような流れで行われていたかを私の感想と共にお伝えしていきます。
FAXの利用
私が今回研修に参加するに至った背景としては、「会社の方から近くで研修があるみたいなので、行ってみては?」という案内があったからです。
研修日程書類をもらい、見ていると「出欠確認はFAXもしくは郵送でお願いします。」とのことでした。
最近ではメールやウェブなどで参加申し込みは済ませていたので、FAXで送ると気になることがありました。
本当に先方までFAXが届いたのかどうかです。
数日経っても返事がなかったのですごく気になってしまいました。
メールなどは申込すると自動で返信がすぐ来たり、ウェブだと「受付完了しました」みたいな画面が出るのですごく助かることなんだなと今更ながらに認識しました。
さすがに実施数日前に電話で確認すると、参加受付は完了していたようで、特に受付完了案内などは行っていませんでした!
とにかく、ちゃんと申し込みができていてよかったです。
研修内容
今回の研修の目的は
・農業従事者や関係団体を対象に農作業に関する安全意識を高める
・事故防止を図る
ためということでした。
それでは、プログラムの中で気になった点をお伝えしたいと思います。
1.福岡県内の農作業死亡事故の実態について
全国的にこの10年間で死亡事故は減少しているようですが、毎年少なくとも300件以上の事故が起こっており、福岡県内でも10件以上は起こってしまっているとのことです。
私も農作業を行う中で、危ないと感じる機械や、操作などを特に注意される機械などがあるため日頃から作業での安全は気をつけないとなと思っていましたが、実際に数字で件数を聞くと多いなと感じました。
それだけ機械を使う農作業には危険が伴うようです。
大半の46%がトラクターによる事故らしく、乗車する人も、周りの人も共に注意をする必要があるなと思います。
実際にトラクターに乗ると、死角となってしまう範囲も広く、安易に近づいてしまうと巻き込まれるので注意が必要です。
他機械も原因ではありますが、農業に関係していないとあまり馴染みのないものが多いと思いますので今回はそんなに紹介しません。
いつか農業機械について詳しくなれた時にアップしますね。
ちなみに研修の際にみたグラフでは他産業が10~30%程度の死亡事故に対して農業では96.2%ということでした。
実際に「農業労災事務センター」のホームページにて気になる方はチェックできます!
2.労災保険
研修の中で労災保険の専門家の方のお話を聞くことができました。
労災保険は5人以下を雇用している個人農家の方は入る必要はないらしく、それ以上の規模になると労災への加入が求められるそうです。
また、農業に関しては労災保険の加入が2パターンに分かれており
・一般加入労災保険
労働基準法でいう「労働者のための保険」とのことでした。※基本他産業で加入するもので
・特別加入労災保険
こちらは、農協にて団体で加入する方法とのことです。
に分かれているそうです。
労災保険の加入に関しても将来農家として独立するときには必要になってくることなのでとても参考になることを聞けました。
・オンライン申し込みの利便性
・農業は楽しい反面大きな危険性が伴うこと
・安全を考慮した作業日程や、作業内容を行うこと
・日本の労災の概要
みなさんもぜひ事故や体調にはお気を付けください!
コメント