いつもAgri Step(アグリステップ)をお読みいただきありがとうございます。
今回は先日行った植え付けに関しての記事です!
数週間前にジャガイモを購入しており、芽だしを行った後、畑を再度耕し畝作り。
マルチも引いて植付をしました。
順番にご説明します!
ジャガイモの芽だし
種イモをナフコにて購入。
購入した当初は日常的に目にするジャガイモで、芽は出ていませんでした。
数週間ほど窓の近くで太陽に当てていると芽が出てきました!
ジャガイモの芽は普段クボんでいる箇所からこのような芽が少しずつでてきます。
そして植える前に芽の部分を残してカットし、日に当てて乾燥させます!
あとは天候を見ながら植付の日程を決めるのみです。
ジャガイモの植え付け
先週の土曜日に雨が降ったのですが、その日は昼から綺麗に晴れ間が出て、当日も晴れでした。
土が濡れているとジャガイモは湿気に弱く、病気になってしまいやすいため植付延期か迷いました。
朝土の状態を見てみると案外乾いてたのでいざ決行!
畝作りとマルチ張りからスタート。
畝というのは畑を見た時に凹凸になっている凸の部分です!
畝を作るの理由は、
水はけをよくすることができるからです。
畝を作らずに作物を植えると雨が降った時に水に浸かってしまう可能性があるようで、畝を作ることで水はけが変化するらしいのです。
たった数十センチ高くするだけで効果があるのはびっくりです。
マルチは黒いビニールのことで、マルチをすることによって
・地温を温かく維持することができる
・雑草が生えるのを抑制することができる
のです。
そんな中近くの農家さんがやってきて教えてくれました。
芋を植える際は、畝の中に先に種を植え付けてマルチを張ると良いとのこと。
植付の手順も様々あるんですね、まったくもっておもしろいです。
畝立てを行い、一旦休憩。
その時にレタスの苗を頂きました!
一緒に植え付けておいでとのことで2種類植えられることになりました!!
ありがとうございます!
ジャガイモとレタスの植え付け
カットしておいたジャガイモを植え付けていきます。
近くの農家さんから今の時期は周りの農家さんからすると少し遅めの植え付けになるそうで、浅いところで植えるといいとのこと。
浅めに植えて、土をかぶせ約30cm程度間隔をあけて種を植えていきました。
その後マルチを張り、レタスを植えました!
レタスも30cm程度間隔をあけながら植付を行ってます。
こんな感じに仕上がりました!
マルチをしていない畝は近いうち何かを植えたいなと考え作りました!
何か読者のみなさんに作ってみてほしい作物がありましたらお伝えください!
ここの畑でできそうな作物であれば頑張ります!
ちなみに、後日農家の方に上の写真を見せたところ畝がぼこぼこしすぎて笑われてしまいました(笑)
まだまだ技術が足りていませんので精進します!
今後も畑の状態をみなさんに共有していきますので引き続きよろしくお願いします!
今回もお読み頂きありがとうございました!
コメント
コメント一覧 (4件)
ついに作物を植えられたのですね!
お疲れ様です😊
畝を作る理由や、マルチをかぶせる理由がそれぞれあって、
ちょっとの工夫が作物を作る上で重要になってくるんだなと感じました!
じゃがいもは、他の作物と違って
種子を植えるのではないので
あらかじめ芽を出し、切って日に干しておくという過程があることにも驚きました^^
農業を経験したことがないため
知識があまりないので
お聞きしたいのですが
種芋と食用のじゃがいもは何か栽培方法などに違いはあるのでしょうか?
それとも違いはなく、じゃがいもをスーパーでは食用、ホームセンターなどでは種芋として販売しているだけでしょうか?
お忙しいなか申し訳ございません💦もしお時間があれば回答をお聞きしたいです!
一春さん
いつもコメント頂きありがとうございます!
そうですね、マルチや畝立ては知ってはいましたが、私も理由が分かったことでまた楽しくなっています!
農家さんによって、その工夫も様々なのでこれからもいろんなことをここで紹介していきたいなと思います。
じゃがいもも普段の生活では芽を見ることがないと思うので新鮮だったのではないでしょうか?
私は初めて見た時驚いて何度も芽を撫でていました(笑)
ご質問まで頂き嬉しいです(^o^)
あくまで私の個人的な見解でお答えしますね。
食用と種用のジャガイモは栽培工程に違いがあります。
種芋栽培の際は徹底して病気や、害虫への対応を行うようです。
それというのも、病気をもった芋を種芋にしてもよく育たないからとのことです。
食用の場合、人体に影響のないよう十分配慮して栽培されていますので、人体に悪影響のない菌の処理は行われないため、食用のジャガイモを種芋として植え付けた際、病気になりやすいリスクもあるそうです。
上記に関しては資料などを調査した結果です!
そして先輩農家さんにも質問を行って現場の事情についても調べました!
実際にじゃがいもを栽培している農家さんによっては、種芋にする畑の場所を決めて、作付け(植付)を行うようですが、それほど栽培方法は変えていないようです。
それよりも、土自体にも悪い菌が蓄積されていくため、土壌消毒といって、作付け前に土壌にある菌をできる限りなくす工夫をするみたいです!
用途に応じて完全に栽培方法を変える方もいると思いますが、なかなか全ての農家さんができるのかというとそうではないと思います。
ただし、「そうか病」などの見るからに病気だとわかるようなものは植え付けには適していないとのことです。
そうか病の芋は画像を載せると人によっては見た目が苦手な方もいると思いますので名前だけお伝えします(笑)
正直、ホームセンターで売られている芋はどのような工程でできたものなのかは分からない所ではありますのでいつかホームセンターに種芋を卸している農家さんとお会いできた時はまた新記事をアップしますね(^^)
さらにご質問がありましたら、ぜひお願いします!
いつでもお待ちしてますね!!
一春さんにご質問頂いて私も勉強することができました、ありがとうございます!
質問へのご返答ありがとうございます!
自分の思っていたこととしては、種芋とじゃがいもには違いはなくて、
例えばひまわりの種を植えたら、ひまわりが咲いて、その咲いた花からひまわりの種がまた取れるっていう感じと同じだと思っていたので
食用と種芋では、栽培過程が違って、使っている方によっては場所も分けているということに
驚きました!(°_°)
じゃがいもは種芋から食用の芋ができるので、他の植物とは少しちがうんですね!
お勉強になりました、
ありがとうございます!
一春さん
ご返信ありがとうございます!
ジャガイモもその状態が良ければ、収穫したものを再度種として植えてもひまわりのように芽が出てくると思いますよ!
ただし場合によって病気になりやすいとも言われてます!
あくまで食用としてジャガイモを生産して生計を立てるために、できる限りたくさんのジャガイモを作って収穫できたほうが良いことから種芋と食用とに分けているのだろうと私は考えています!
ちなみに、私はニュージーランドで自給自足している農家さんの下で数か月生活をしていましたが、その時にジャガイモの植付を手伝ったことがあります。
そのジャガイモの種はそれ以前に農家さんの畑で取れたジャガイモだと言っていました。
そこでは農薬など一切使わない有機栽培を徹底して行っていましたので特に手を加えずに(もちろん肥料はしっかりと与えていましたが)収穫したジャガイモを植えていました。
なので一春さんのおっしゃるような循環する植付方法ももちろんできると思いますよ!
もっと私も作物について詳しくなれるよう勉強がんばりますね(^^)
ありがとうございます!