畑日記 vol.9 -黒あざ病と風害-

こんにちは!

いつもAgri Step(アグリステップ)をお読み頂きありがとうございます。

今回の畑日記は皆様に悲報となります。

トウガラシが風害をうけてしまい、苗が折れてしまったこと、ジャガイモに病気が入ってしまったことと順番にご紹介します。
 

目次

トウガラシの風害

トウガラシを植え付けてから1週間程度経過したのですが、風が強い日が2日程度続きました。

夏野菜を植え付けた際にそれぞれ支柱を立てて麻紐を使って風に負けないよう結びつけていました。

しかし今回、トウガラシだけ風に負けてしまい、根元から折れてしまっていました。

トウガラシは、接木ではない苗を使用していましたのでそこでも関係があったのでしょうか。

また後日、詳しい農家さんに確認しておこうと思います。

支柱との結び付けが緩すぎたことが考えられるため次回はもう少し引き締めて植え付けます。

それ以外の夏野菜はすくすくと成長しています。

ピーマン

きゅうり

なす

今は芽かきなど勉強しながら少しずつ行っていますので、作業内容がまとめられましたら後日お伝えします!!

今は試行錯誤で作業を行っていますのでしばらくお待ちください。
 

ジャガイモの病気

ジャガイモが風害に遭った頃から葉っぱが巻いているジャガイモを見つけていました。

特に問題がないものと思いある程度ほったらかしにしていたのですが、何とも増えてきているように感じ、心配になり調べてみました。

調べた結果、「黒あざ病」と呼ばれる病気でした。

症状としては、茎に気中塊茎と呼ばれるこぶ状のイモが発生し、ジャガイモの表面に黒褐色の菌核を作ります。

また、小型・奇形のイモが形成されます。

こぶ状のものが見えるでしょうか?

植物の病気は結構見た目が悪いですよね、、

私がすこしそのままにしていたので、いくつかの根元が腐れてきていました。

収穫までもつかと思い、残していたがために、葉っぱにも虫がよってしまってました。

原因としては以下の理由が考えられます。

黒あざ病の原因

a. 酸性土壌で栽培したため

b. 土壌中の水分が多いため

c. 種芋の段階で菌核が付着していたため

d. 土壌中に菌核が存在していたため

 

防除方法

・種芋の段階で菌核の付着していないものを使用する

・種芋を消毒する

今回私に当てはまるものとしては、

1. 酸性土壌で栽培していること

2. 種芋の段階で菌核が付着していた可能性がある
 

酸性土壌

施肥を行っていない畑(放置している畑)は基本的に酸性化が進みます。

それは酸性雨が関係していて、雨が降ることによって土壌は酸性が強くなっていくからです。

酸性になると作物に悪影響を及ぼしやすい菌類が活発になりやすくなります。

なので、農家さんはph調整を常に行っていて、石灰などアルカリ性の物質を撒くことで土壌の状態を維持しています。

今回の「黒あざ病」は糸状菌という菌が発症させます。

糸状菌はほかにもいろいろな作物の病気と関わっているため、注意が必要です。

この菌は土壌中にも残ってしまうそうなので、土壌の殺菌方法を調査しておきます。

今回は悲しいことではありますが、私の学びにもつながりましたので今後の畑作業に活かそうと思います。

ということで現状3分の2程度が残っていますが、あと2,3週間の間でこれ以上増えないといいなぁ。

今回先に収穫したジャガイモは調べたところ、皮を剥けば食べられるそうですので、しっかり食べておきたいと思います!

それでは今回もAgri Stepをお読み頂きありがとうございました!

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