こんにちは!
いつもAgri Step(アグリステップ)をお読み頂きありがとうございます。
2nd Stepとしてお伝えしていたアメリカでの海外研修が終了し、いよいよ次の一歩を踏み出す時となりました。
これからのアグリステップとしては、僕が新規就農者としてどのように農場を作っていくことができるのかドキュメンタリー形式で記事にしていきたいと思います。
以前よりも定期的に更新していこうと思いますのでぜひインスタの方もチェックしてもらえると更新したタイミングで読んでいただけるのではないかと思います。
3rd Step(サードステップ)
2nd Stepの振り返り
アメリカにて研修に参加したことで、農業を通して多方面の方と知り合うことができました。
その中で、「Agri Step読んだよ!」という方や、「更新を楽しみにしてる」といった温かいお声掛けを頂く機会が少しずつ増えてきたように思います。
改めて社会起農家として様々な方に今の農業の在り方や、考え方、農家の生活について伝えることで農業という大きな分野を深く考えることに繋がる意義を感じています。
またアメリカの農業研修を通して、栽培に関する知識、経営哲学、農場デザイン、ビジネスとしての農業経営の考え方、他国の農業への取り組みやその姿勢について深く学ぶことができました。
かけがえのない時間を経験させてもらえたと思います。
その学びをこれからどのように活かすことができるのか、これからの僕の行動に問われているように感じます。
3rd Step 新規就農に向けて
いよいよこれから新規就農をします。
わくわくする気持ちもありますが、先行きの不安も、もちろんあります。
僕のおばあさんとおじいさんが農家だったのですが、もう10年以上も前に高齢により辞めてしまいました。
その後は近所の方にお願いをして耕作してもらっていました。
小さい頃から農業に憧れを持っていた僕ですが、高校まではひたすらラグビーに打ち込み、大学に入る時にやっと農業のアルバイトや、体験を繰り返し、地道に”農業とはなにか”について学びました。
もし過去に戻れるならもっとおじいさんに農業について聞いておけばよかったなと何度も思いました。
それでも、国の枠を超えて様々な農家さんから”教え”を頂きました。
”農業経営”、”農家としての働き方”、”農業哲学”、”農作物の育て方”、数えきれないほど多分野について学びました。
これから米麦大豆、野菜を中心に育てていくのですが、今まで経験した作業は果樹園や、畜産(乳、ウール、肉等)、養蚕、養蜂、竹、花、苗など切りがありません。
きっと遠回りをして、ここまでたどり着いたんだと思います。
様々なことを見たからと言って、良い生産物が作れるということでは決してありません。
これからも先輩農家さんからたくさん教えてもらいながら”経験を積む”ことが大切になります。
こうして”農業とは何か”という問いに少しずつ解を求める中で、ある日おばあさんから聞いた言葉があります。
おじいさんがなくなる時に「誰がこの土地の面倒を見てくれるのだろう。」と最期まで気にしていたと言うのです。
アメリカに行く前のことです。
それは、”農業とは後世に繋がってゆくものである。”ということを感じた一瞬でした。
農業の捉え方は100人に聞けば100通りあるくらい様々だと思います。
それくらい答えがあるし、1つではないのではないかなと考えています。
しかし、この瞬間に感じた気持ちというのは、僕なりに見つけた”1つの解”であったと信じています。
それから2年経ちました。
農業は未だに後継者不足や、荒廃地の増加などが騒がれています。
また農業を生業として生きるには、これまでにも増して稼ぐ力が強く求められる時代にもなっています。
コロナによるパンデミックの影響も未だに続いています。
不安を考えると切りがありませんが、”強い志”と、”大きな意義”を持って新規就農に取り組んでいきます。
これからのAgri Step(アグリステップ)
最初にすこしお伝えしたようにドキュメンタリーのようにして僕が新規就農する流れをお伝えしていこうかと考えています。
読者のみなさまにも肌感覚で新規就農する感覚を楽しんでもらえるくらいお伝えしていきます。
そして、これから就農を考えている方に少しでも役に立てるようなブログになれると幸いです。
これからもよろしくお願いします!!
それでは次回もお楽しみに!
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