こんにちは!
いつもAgri Step(アグリステップ)をお読み頂きありがとうございます!
今回の記事では、いよいよ収穫できたネギについてです!
9月に定植してからおよそ5か月程度過ぎました。
実験的に3つの栽培を行っていたのでその結果と感想を記録しておきます。
ネギは栽培期間が長かったこともあってだいぶ愛着が強い(^^)
今回ネギを育てる上でいくつか初心者なりに実験をしていたので内容の振り返りからしていきます。
ネギの定植から管理をざっと説明
ネギの定植ではパターンを3つに分類して行いました。
➀は慣行栽培、➁は平床栽培、➂はマルチ栽培です!
➀では、溝を掘って藁を敷き、ネギを並べた後に土を被せる方法。
この方法だけ、株間の幅を広いか狭いかで調整もしています。
➁では、耕した後の畝に長い棒で穴を開け、その中にネギをスッと入れる方法。
➂では、マルチを敷いた畝に➁と同じように穴を開けネギを入れました。
もっと詳しく定植の記事は作っていますのでもしよければ「畑日記vol.25-葉物野菜苗、ネギの定植-」もみてみてください(^^)
定植後の管理についても方法を変えています。
定植後の消石灰ふり、初めの液肥による追肥は3パターン全部同じように行いました。
その後、土寄せが必要な➀、➁に関しては30日を目処に追肥+土寄せを行っています。
というのも➂については、土寄せができないため、もみ殻で対応できるか挑戦しましたが、見事に風で飛ばされました。(笑)
しっかりと飛ばされた後には追肥する気力が湧きおこらなかったのでそのまま観察のみ。
定植後の追肥や管理に関する記事は「畑日記vol.28-ネギの生育と追肥-」にあります。
以上、説明でした!
ここからは気分が上がってしまったネギの収穫についてです。
ネギの収穫
天候にも恵まれて、大きなネギが育ってくれました!
病気にもならず、元気に育ってます。
それぞれの実験についても、とりあえずの結果をまとめていきます。
※今回載せる写真は一番大きなものを選抜しているのでバラツキはもちろんあることを前提にお読みください。
ネギの生育具合
どの栽培方法もずいぶんほこってくれています!
見た感じと測定した後では違いがありましたので下の表に測定結果を書いています。
慣行栽培(パターン➀) 「株間広め」 |
茎の太さ:5cm 白い部分の長さ (葉鞘+根盤):15cm 長さ (葉身+葉鞘+根盤):74.5cm 根が一番太く、 下に伸びている |
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慣行栽培(パターン➀) 「株間狭め」 |
茎の太さ:4cm 白い部分の長さ:14cm 長さ:76cm 根が下に伸びている |
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平床栽培(パターン➁) | 茎の太さ:3.3cm 白い部分の長さ:17cm 長さ:72.5cm 根の数が少ないが下に長く伸びている |
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マルチ栽培(パターン➂) | 茎の太さ:3cm 白い部分:15cm 長さ:86cm 根が細く横に開いている 軟白ギレが悪い(緑色から白色になるところがぼやけている。) |
根については一本ずつ取り出してみると太さの違いがなんとなく分かりました。
左から➀「狭め」、➀「広め」、➁、➂の順番です。
根深ネギ栽培では、土寄せと追肥を頻度を考えながら行うときちんと結果が出る。マルチ栽培では、土寄せを行わなかったので白色の部分が短くなってしまった。私としては、パターン➀の狭めで植える方法で栽培するのが収量も取れて太さもある程度見込めるのでいいんじゃないかなと思った。
今回はずいぶん天候に恵まれて病気にもならなくてよかった。
ネギ栽培は楽しかった分内容もいつもより多くなりました!
今回もAgri Step(アグリステップ)を最後までお読み頂きありがとうございました!
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