いつもAgri Step(アグリステップ)をお読み頂きありがとうございます。
いよいよ僕の新規就農に向けた準備が始まりました。
27歳、新規就農
お世話になる農家さんへのあいさつ回り
ドイツから帰国し、未だに時差ぼけが残っていますが、残したまま走り始めました。
父の故郷の佐賀県で始めるため、父親が事前に近隣の農家さんに対して話を通してくれていて、挨拶回りからスタート。
アメリカに行く前の2年間住んでいたこともあり、地域の方には存在を知ってもらえているようでした。
おばあちゃんの田んぼが1.3町程度あり、そこを米作りから始める話を進めています。
今回の挨拶周りの中では、この期に引退される農家さんから機械を譲ってもらえるというお話をしてきました。
現役の機械を譲ってもらえるのは実際とても有難いです。
今まで使われてた農機をそのまま使えるのでメンテナンスのコストがかなり抑えられます。
その上さらに、とても良心的な値段を提示してもらい本当に頭が上がらりません。
今回の話し合いの中で、米/麦/大豆の生産に必要な機械を使うことができる目処が立ち、ひとまず安心。
毎年お米の準備がこの周辺では4月の連休頃からスタートするらしく、僕はそれまでに様々な申請をクリアしておかないとなという感じです。
役所と農業振興センターの方々への相談
就農への順当なプロセスが一切分からないため、その話を詳しく役所の方に聞くことにしました。
すると、農業振興センターの方と共に話を聞いたほうが話が進むということで複数の方と共にお話してきました。
お話を伺っていると、振興センターの方には栽培方法や、最近のご近所農家さんの栽培状況、実現可能な農業経営に関してなど農作業にまつわることを多く教えてもらいました。
役所の方には、僕が就農する地域の土地所有者の現状や業務上の手続き、新規就農を考えている人に対するイベントの紹介をしてくれました。
僕は経営が安定するまでの3年間に150万円を年間通して受け取ることができる補助金を活用したいと考えているのですが(経営型の補助金と呼ばれます。)この話し合いで判明したことが、ひとつありました。
ある程度リスクがあることが認められない限り、この補助金を受け取ることができないそうです。
僕の場合、おばあちゃんの土地があり、機械を安く譲ってもらい、周辺の農家さんに栽培方法を教えてもらいながらスタートすることができるためリスクが低いという話でした。
しかし僕自身、施設栽培を将来的にメインにしたいのであって米麦大豆をメインにするつもりはないことを話すと、初年度から野菜の生産を始めることができれば、その規模拡大を毎年考えていくとしてリスクとして認められるということでした。
早く野菜の生産は始めたかったので始めるきっかけにもなり結果良かった気がします。
新規就農に向けて多方面の方からお話を聞きたいので、次はいつも面倒をみてもらっている農家さんや、県庁の方にもお話を伺ってきたいと思います!
今回もAgri Stepをお読み頂きありがとうございました。
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