フィリピンでの農業体験 Vol. 1

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みなさんこんにちは。

いつもブログを見て頂きありがとうございます。

今回はフィリピンに行った時のお話です。
 

目次

フィリピンでの農業体験

私が大学生の頃に、フィリピンの有機農業を学ぶフィールドスタディの案内がありました。

大学は農業関係ではなかったため、非常に驚きましたがすぐに応募。

やはり、それ程人気の集まるフィールドスタディではなかったようで、後から聞くと応募が少なかったらしいです。

私からするとうれしい限りで難なく参加が決定し、2週間ほどの渡航が決まりました。

20人近くの学生と一緒にプログラムはスタート。

みんなそれぞれに理由があって、それを聞くのも楽しかった思い出があります。

「有機農業について知りたい」、「幸福度について考えたい」や、「単位が欲しい」などなどそれぞれに理由がありました。

単位が欲しい人が圧倒的に多かったですが。

いずれにしてもそれぞれの思いを持って、プログラムに参加して事前学習から、現地での視察や実習を通していろんな意見を聞くことができて楽しむことができました。
 

現地での学び

今回参加したプロジェクトはPRA(Participatory Rural Appraisal)の一環でした。

外務省のホームページに英語ですがPRAの定義がありましたので引用しました。

PRAとは

PRA can be described as a family of approaches, methods and behaviours that enable local people to express and Analysis the reality of their lives and conditions, to plan themselves what action to take, implement the planned programs and to monitor and evaluate the results.

PRAは日本語では一応参加型農村調査というもので、weblio辞書にも載っていましたが分かりずらいので外務省から引っ張ってきました。

地元の住民がNGOなどの団体と協力して、その地域状況に関して色々分析してもっと地域を良くしていくために行うアプローチ方法の1つだそうです。

なので現地では、多くの地域住民の方のと交流や、議論を行う機会が多くありました。

住民の気持ちだったり、現状を実際に聞くことのできる貴重な経験でした。

始めは現地講師の講演からでした。

内容は

・PRAの説明

・発展途上国の食事情と、発展国の食の関係性

・理想リーダー論

に関してでした。
 

PRAの説明

PRAは、先述したようなアプローチのことです。

講師の方は、その上で現地に入るNGO等の団体員が他人事ではなく、自分のことのように対応することができるのかが大切なことだと話していました。

確かに、地域の住民と同様にその一帯を良くしたいと本気で考えていないと、地元と団体員の間にギャップができるのだろうなと思いました。

実際に今回のプロジェクトっでは中盤にフィリピンの家族世帯に1泊する日もあり、かなり溶け込んだものでした。

 

発展途上国の食事情と、発展国の食の関係性

日本のように食に溢れている地域もあれば、貧困等によって今日食べるものがないような地域もあります。

その現状に関して現地講師の話は胸に残りました。

貧困地域で作った作物などは、その地域で回らずに発展国などの豊かな国に流れていくのだそうです。

そのため、作物を作っても地域によっては食物が潤うことなく、常に足りないような状況にあるとのことでした。

全ての地域で当てはまるかは私は未だに分かりませんが、現地ではそのようなことが起きているということに驚きました。

最近はSDGsなどの影響で食のロスを減らそうという動きが活発になっているため、今後もこの流れが続いていくと途上国にも食を行き渡らせることができるのではないかと私は考えています。

 

理想のリーダー像

現地講師の理想とするリーダー像は3Hを持っている人。

3Hとは

・Heads
知識。

・Hands
一緒に現場で手を汚しながら働くこと。

・Hearts
共に何かをしようと心掛けていること。

の3つです。

現地では初めから学ぶことが多くありました。

次回は農家との話などをピックアップしてお伝えしていこうと思います!

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