こんにちは!
いつもAgri Step(アグリステップ)をお読み頂きありがとうございます。
新規就農ストーリー
前回の投稿後、ほうれんそうの土地とハウスを探してもらっていたのですが、話が進まないまま一週間以上が経過しました。
スピードを意識して手続きを行っているのでなかなか進まない現状に焦りを感じます。
新規就農者は僕だけではないでしょうし、仕事も様々あるだろうから優先してくださいとは言えないのですが、本業として農業に取り組もうとしているので先が見えないことへの不安があります。
「このままではまずい!!」ということで
今できることを考えました。
計画を立て直すため、状況を確認。
- 1.3町分の田んぼがあり、もち米(5月頃)から作業が本格的に始まる
- 補助金の申請をするには「リスクがあると認められる」状況下でなければならない
- 機械関係は離農される方からトラクターを含め購入、レンタルすることが可能
- 5畝(0.5反)ほどの家庭菜園程度の広さの畑があり、どのように使っても良い
- 直近仕事がないのでなんとか少しでも稼げればうれしい(笑)
みたいな状況にあります。
そこで、先日田んぼの利用に関して1反分の土地を減反対策で米以外の作物を作ってくれとのことでした。
基本的には米の代わりに大豆をこの辺りでは育てているのですが、「それを他の野菜に変更することは可能か?」と聞いたところOKということでした。
これはチャンス。
そこでなにかしら規模拡大を見込める野菜を育て始めることによって補助金申請の要項には乗っかることができるのではないか。
町役場の方に確認すると、補助金の対象になりえるとのことでした。
しかし、現状はまだ耕作者として申請ができていないことから、書面上どこも耕作するところがないので話を進められないそうです。
一刻も早く申請してしまいたい、、、。
おばあちゃんの土地なので申請することなくそのまま利用できると思いきや、「利用権設定」というものを結ばない限りは形式上僕が耕作して良いことにはならないみたいです。
その設定が完了次第、役場の方と普及所の方を交えてどの野菜を育てるのがここの環境にあっているのか、そして規模拡大をイメージできるのかといった計画を策定することになります。
補助金申請のためにぼくは「認定新規就農者」というものになろうと考えています。
そのため、普及所の方や役場の方との調整作業が入って来ますが、初めから補助金を申請せずに農業をされる強者もいらっしゃるため、みんながみんな行う必要はないです。
申請書には5カ年計画なるものがあり、目標収入の設定をして試算を行わなければなりません。
ちなみに申請書はオンラインでダウンロードすることができます。
上のリンクにある「青年等認定計画の作成・認定の流れ」という箇所で見つけることができます。
補助金の内容に関してはこれからもっと詳しくなったときにお伝えします。
前回の記事でお伝えしたように10人いて1人でもちゃんと就農できれば良い方という県庁の方のお話からするに「農業はほどほどにしたお金目的」で申請をする人たちもいるようです。
そのため、申請/認定には時間がかかるようなので忍耐強く粘りたいと思います。
うわさによれば、新規就農の人気があるような地域では1,2年ほど申請するための待機が必要となる場合もあるそうです。あくまでうわさですが(笑)そこまで待つなら僕はアウトです。
県庁に確認すると、もし申請前に耕作を開始し、出荷していたとしても1年間は遡ることが可能であり、新規就農者の補助金を申請することができるそうです。
ただし、順番は市町村の役場→県という認定の流れになるので、県の判断と市町村単位の役場の判断にずれが生じる可能性も十分にあり得ます。どちらにも事前に確認する必要があります。
普及所の方にはぼくの住居から通える範囲で土地を探してもらっていましたが、やはり簡単に見つかるものではないため、自分で動く必要があるようです。
特に新規就農者には土地が集まりにくい状況は良く聞いていました。
実際に耕し始めて周りの方たちの話を聞いてみようかと思います。
土地を広げることは、この先に考えるとして、この後の流れとしてはこんな感じです。
利用権設定を申請 → 青年等認定計画書の作成のため話し合い+申請 → 補助金申請
となります。
専業農家になる予定なのでこのままでは時間ばかりかかって稼ぐことができないので、お世話になっていた農家さんや人手が必要な農家さんの手伝いに行きながら作業を進めていきます。
あと1,2ヶ月はこんな生活が続くのかな?
できる限り自分でコントロールできるように進めていきたいところです。
度々ご縁があって様々な交流の機会があります。
そのあたりも記事にできるとおもしろいかと思いますのでせひ楽しみにお待ちください!
今回もAgri Step(アグリステップ)をお読み頂きありがとうございました。
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